得点激減の生え抜きスターはマンUを離れるべきか。英雄ルーニーの考えは?「彼はマンチェスターの男」「幸せそうに見えない」

マンチェスター・ユナイテッドの英雄ウェイン・ルーニー氏が、苦難の時を過ごす後輩マーカス・ラッシュフォードについて語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

現在26歳のラッシュフォードは、マンチェスター生まれで10番を背負う、屈指の生え抜きスターだ。怪我もありながら、順調にキャリアを重ね、昨季はヨーロッパリーグとリーグカップの得点王に輝くなどし、自己最多の公式戦30ゴールをマークした。

しかし今季はいまひとつ調子が上がらず、得点ペースが鈍化。ここまで8ゴールに留まっているうえ、規律違反も報じられ、退団の可能性が上がっている。

果たしてラッシュフォードは、幼少期から在籍するユナイテッドを離れ、新たなスタートを切るべきなのか。クラブ歴代最多得点記録(253点)を持つルーニー氏は、「彼はとても難しいシーズンを過ごしている」と切り出し、自身の考えを次のように明かした。

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「彼はワールドクラスのトッププレーヤーになれるだけの能力と資質を持っている。だから悔しいんだ。昨シーズン、彼は多くのゴールを決めた。でも今シーズンはまだ調子が上がらない。プレーしている時、幸せそうに見えないんだよ。

クラブを離れて再出発するのが最善の選択なのだろうか? しかし、彼はマンチェスターの男だ。クラブでキャリアを取り戻し、ゴールを決め、トロフィー獲得に貢献する姿を見たい。とはいえ、難しいシーズンを過ごしているのは確かな事実だ」

ルーニー氏もラッシュフォードの復活を強く願っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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