運転士が運行表見落とし欠便 近畿運輸局 奈良交通を行政処分

正当な理由なくバスを欠便させたとして、近畿運輸局は10日、奈良交通奈良営業所に対して行政処分を行いました。

行政処分を受けたのは奈良交通の奈良営業所です。近畿運輸局などによりますと、2023年11月16日、西ノ京駅と県総合医療センターを結ぶ路線バスで、運転士が運行ダイヤを見落としたことから往路、復路それぞれ1便に欠便が発生したということです。近畿運輸局は道路運送法に基づき、営業所に対し10日からのべ10日間にわたり車両2台の使用停止を命じました。奈良交通によりますとこの行政処分に伴う運行への影響はないといい、「社員教育の徹底と管理体制の強化を図り、再発防止に全力で取り組む」とコメントしています。

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