能登半島地震被災支援 富山・射水市長が青森県に謝意「支援のおかげで迅速に生活再建へのスタート切れた」

1月に発生した能登半島地震についてです。震度5強を観測し、家屋や公共施設に甚大な被害を受けた富山県射水市の市長が青森県庁を訪れ、宮下知事に謝意を伝えました。

10日には、射水市の夏野元志市長が県庁で宮下知事と面会し、県や県内の市町村から支援を受けたことに対する感謝の思いを伝えました。

【富山・射水市 夏野元志市長】
「たくさん応援に駆け付けていただいて、罹災証明の発行に大変お力をいただき、改めて重ねて感謝申し上げます」

能登半島地震を巡っては、県と26市町村が1月14日から30日にかけて、合わせて63人の職員を射水市に派遣しました。

派遣された職員はこの間、被災した住宅の確認調査を支援する業務に当たりました。

【富山・射水市 夏野元志市長】
「生活再建に向けて今なお頑張っているわけですが、そうした青森県の皆さんのご支援があったからこそ、迅速にスタートを切ることができたと思っていますので、きょう改めてお礼ということで伺わせていただきました」

一方で夏野市長は、復旧・復興にはまだ数年程度を要するとの見通しを示しました。

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