人口減少下での青森県立高校の在り方 宮下知事「学校数が減らない再編」を要望 有識者会議で検討始まる

教育改革全般について議論する青森県の有識者会議が開かれました。宮下知事は、学校数が減らないような県立学校の再編について検討を進めるよう、委員に要望しました。

2024年度で初めてとなる教育改革有識者会議。会議では2024年度、県立高校の入試制度や、人口減少下における県立学校の在り方、小中高と特別支援学校の授業の在り方について検討を進めます。

このうち、統廃合を含めた県立学校の再編について、宮下知事は極力、学校数が減らないように検討してほしいと要望しました。

【青森県教育改革有識者会議 大谷真樹議長】
「今までの方程式にとらわれない再編の考え方ができるのではないかと我々も思っていますので、その辺の最新の情報提供などを教育委員会に提案していければと思っています」

有識者会議では、10月に知事への提言をとりまとめる予定で、提言の内容は2025年度の教育施策に反映させることにしています。

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