小林製薬の紅麹を使ったサプリメントによる健康問題をめぐり秋田県内ではこれまでに体調不良を訴える相談が11件寄せられています。
県と秋田市保健所によりますと、小林製薬の紅麹コレステヘルプなど「紅麹」の成分が含まれたサプリを巡っては県内の保健所にあわせて11件の相談が寄せられています。
大仙保健所管内の50代男性は1月から2月中旬まで摂取し倦怠感や尿の泡立ちの症状があるということですが、入院が必要などの重い症状ではないということです。
また、9日に倦怠感などの症状を訴えて県に相談があった60代の女性は県の調査で回収対象のサプリではなかったため相談件数から除いています。
回収対象となったサプリの県内の流通量は約4700個にのぼり、県は厚生労働省のコールセンターや最寄りの保健所に相談するよう呼びかけています。