藤川球児氏とのつながりで高知ファイティングドッグスに入団 元阪神のラファエル・ドリス投手がチーム練習に合流

阪神タイガースでかつてセーブ王に輝いたラファエル・ドリス投手が高知ファイティングドッグスに入団し、チーム練習に参加しています。チームメイトだった藤川球児(ふじかわ・きゅうじ)さんの紹介で入団を決意したというドリス投手。「試合で勝てるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。

(ラファエル・ドリス 投手)
「おはようございます。また日本に来られてうれしいです。ありがとうございます」

ラファエル・ドリス投手はドミニカ共和国出身の36歳。メジャーリーグのシカゴ・カブス、サンフランシスコ・ジャイアンツなどを経て、2016年から4年間、阪神タイガースでプレー。2017年には最多セーブのタイトルを獲得しました。カブス時代には、元阪神の藤川球児さんとチームメイトで、阪神でも4年間、一緒にプレーしたドリス投手。日本球界への復帰を目指し、藤川さんからの紹介でファイティングドッグス入りが実現したといいます。ドリス投手は9日からチーム練習に参加していて、10日も選手たちと一緒に、キャッチボールやサインプレーなどに汗を流しました。

陽気な性格というドリス投手。チームメイトと笑顔で会話するなど早くも打ち解けた様子です。

(若松尚輝 投手)
「チームにいい活気、雰囲気をもたらせてくれて。あと、さっきフィールディングを見たんですけどでかいのにめちゃくちゃうまくてすごいと思いました。体の使い方とか参考にできるかわからないですけど、目指してがんばりたいと思います」

球場には阪神時代のドリス投手を知るファンの姿も。ドリス投手は記念写真やサインに気さくに応じてました。

(カメラマン)
「めっちゃ手が震えてますけど…緊張?緊張?」

(高知市から来たファン)
「阪神ファンで甲子園で試合見たので会えてうれしかったです。(魅力は)やっぱり球が速いところですかね、あと抑えもやってたんで阪神時代は。話題性がほしいのでいっぱい県外からも観戦に来てくれたらうれしい。これをきっかけに」

背番号98のユニフォームに袖を通したドリス投手。11日、高知市野球場で行われる愛媛とのダブルヘッダーで登板する予定だということです。

(ラファエル・ドリス 投手)
「高知県のファンにとても温かく迎えられてありがたいですし、試合で勝てるように頑張ります」

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