石原さとみ『Destiny』リアル交際・亀梨和也と田中みな実の色恋話に「入り込めない」の声も…前作から数字爆上げ展開

石原さとみ主演のテレビ朝日ドラマ『Destiny』 ※画像は『Destiny』の公式X(旧ツイッター)『@Destiny_tvasahi』より

4月9日、石原さとみ(37)主演のドラマ『Destiny』(テレビ朝日系/夜9時~)の第1話が放送された。

本作は検事の西村奏(石原)が、KAT-TUN・亀梨和也(38)演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会したことで、父親(佐々木蔵之介/56)の死の真相や大学時代の仲間の秘密など多くの過去と向き合っていく、20年の時をかけたサスペンスラブストーリー。

【以下、『Destiny』第1話のネタバレを含みます】

第1話は検事の奏が真樹を取り調べる2024年の場面から始まり、2人が出会った大学2年の夏(2010)から振り返っていく構成だった。

『Destiny』は石原にとって3年ぶりの主演ドラマとして注目されていたが、それに加えて“亀梨和也と田中みな実(37)が共演する”という点でも強い関心が寄せられていた作品である。

「亀梨さんと田中さんは1月1日に交際がスクープされ、スポーツニッポンの取材に亀梨さんの事務所は交際を否定しなかった。両者は2023年9月の雑誌の対談をきっかけに意気投合して交際に至ったといいますが、昨夏に“早撮り”した『Destiny』が初共演でしたね」(女性誌編集者)

田中が『Destiny』で演じているのは、奏と真樹の同級生・及川カオリ。

カオリは真樹ら仲良しグループと大学生活を送っていたが、片想いの相手・真樹が奏と恋仲になり、精神的に不安定になってしまう。

ついには真樹を呼び出して、車の助手席に真樹を座らせ、運転しながら奏との交際をやめてほしいと直接お願いするが、真樹は聞き入れず。ヤケになったカオリは車を急発進させて、無理心中をしようとする。

そして、事故が起き、真樹は助かるがカオリは死亡。この事件がきっかけで真樹は奏ら友人の前から姿を消してしまい――というドラマが描かれた。

■現実の熱愛を思い出して集中できない視聴者続出

カオリ(田中みな実)の最期は曖昧に描かれていること、彼女は奏(石原さとみ)の過去について重大な秘密を突き止めていたこと、その他複数の描写から“実は真樹(亀梨和也)がカオリを殺したのでは”“真樹は奏の過去とも密接な関係があるのでは”など、X(旧ツイッター)では考察が盛り上がっているが――。

「物語の今後の展開は気になりますが……それ以上に、どうしても現実の熱愛報道を思い出してしまってドラマに入り込めない、という声が目立つんです。もちろんドラマとプライベートは別の話だと視聴者も理解しています。それでも、どうしても現実の交際が浮かんでしまうところはありますよね。

しかも、今回は“リアルカップル”の亀梨さんと田中さんが共演しているだけではなく、第1話では、亀梨さんと石原さんが情熱的なキスをしたり、一糸まとわぬ姿でイチャイチャするベッドシーンもあった。“現実で彼女の田中みな実はどんな気持ちで見てるんだろう?”なんて声も上がるなど、ドラマを集中して楽しめない視聴者が続出してしまっています」(前出の女性誌編集者)

シナリオや俳優陣の演技以前に、亀梨&田中カップルの“現実”がチラついてしまった視聴者が多く、

《石原さとみ様が出てるというだけでかなり期待値のあるドラマなのにどうしても田中みな実出てるせいでこいつら付き合ってるんだなって思っちゃうからなぁー内容に集中できるかなぁーと思ってしまう》
《亀梨×石原さとみのカップルのはずなのに、出ていなくてもどうしたって田中みな実がちらつく、、、!!!.....!》
《しかし開幕からリアルで報道出てる田中みな実と亀梨くんがイチャコラしてるのを見せられつつ石原さとみとのキスシーンとベッドシーンの応酬とは……これ亀梨くんファン生きてますか……?私が自担ならもう息してない……》
《田中みな実と亀梨くんリアルカップルなんだよね?←彼氏が石原さとみとチューしてるとかどんな気持ちなんだろとか余計な考えなっちゃった笑》

といった声がXに多く寄せられているのだ。

■前期のドラマを遥かに上回る視聴率でスタート

思わぬ形で話題になってしまった『Destiny』の初回。制作会社関係者はこう言う。

「俳優陣、制作陣はドラマに集中して欲しいと思ってはいるでしょうが……数字は悪くはなかったですね。興味本位で見た人も多かったのでしょうね。視聴率は前期の同枠のドラマと比べて、とても高かったんですよね」

『Destiny』が放送されているのは、テレビ朝日の火曜よる9時枠。直前の1月クールにはなにわ男子・道枝駿佑(21)主演の『マルス-ゼロの革命-』が放送されていた。

『マルス』の視聴率は全体的に低調で、最終回(3月19日放送)も世帯3.0%、個人1.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ、以下同)と非常に厳しいものだった。それと比べると『Destiny』の初回は世帯7.9%、個人4.4%で、倍を遥かに超える数字を取っている。

「亀梨さんと田中さんの熱愛報道があって、ドラマの話題性は間違いなく高かったですからね。ストーリーが頭に入らないという意見はありましたが、“カップルの2人がどんな感じで演じるのだろう”と興味を持って、まずは見てくれた視聴者も多かったのでしょうね。

田中さん演じるカオリは第1話で死亡しましたが、彼女にはまだまだ謎が多いし、“サスペンス×ラブストーリー”と銘打たれている本作で死の瞬間がボカされているのは意味深です。今後、回想シーンで再登場する可能性は高い。制作陣が求める形ではないかもしれませんが、亀梨さんと田中さんの熱愛報道の影響で、今後も数字が伸びることもあるかもですね」(前同)

『Destiny』の第2話は、奏(石原)と真樹(亀梨)が再会を果たしたことで、封印してきたはずの事件の真相を巡り、2人の運命も大きく動き始めると予告されている。カオリ(田中)の死の真相は? なぜ第1話冒頭で真樹は被疑者として検事の奏に取り調べを受けることになったのか? 多くの謎と、“亀梨の彼女”田中の再登場に期待する視聴者は多そうだ――。

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