ギタリストと名優が一日限りの共演 「弦と學」心に響くギターの音色と朗読の詩

ギタリストと名優が一日限りの共演です。高知県黒潮町でクラシックギターの音色と詩の朗読が織りなすライブパフォーマンスが行われました。

4月7日、黒潮町入野の「大方あかつき館」で行われたライブパフォーマンス『弦と學』。地元出身のクラシックギタリスト松田弦(まつだ・げん)さんと映画やドラマで活躍する俳優、山本學(やまもと・がく)さんの共演です。この一日限りの共演は、以前、四万十市と黒潮町を舞台にした映画を手がけた監督、松田大佑(まつだ・だいすけ)さんがプロデュースしました。學さんが“命”や“生きる”をテーマとして選んだ童話や詩を朗読し、弦さんが、感じたままクラシックギターを奏でます。朗読と演奏が交互に行われ、言葉に込められた“思い”の余韻とギターの“音色”が共鳴して心に響きます。原爆が落とされた広島で綴られた詩も朗読されました。

(山本學さん)
「僕は『崩れている家の中に入るのは嫌』と言った。弟は黙ってそのまま死んでいった。産婆は血まみれのまま死んだ。生ましめんかな、生ましめんかな、己が命捨つとも」

「全ての曲がよかった」
「詩に合った曲が流れて心地よく聴けました」
「すごく感動した」

© 株式会社テレビ高知