秋田市のサクラが開花 気象台が発表 平年より7日早く

秋田地方気象台は10日、秋田市のサクラの開花を発表しました。平年より7日早く、これまでで最も早かった去年より6日遅い開花です。

サクラの標本木になっているソメイヨシノ。秋田地方気象台はこの標本木の花が5輪以上しっかりと開いているのを確認すると開花を発表します。日本気象協会は秋田市のサクラの開花を10日と予想していましたが10日午前は開花の発表はありませんでした。

JR秋田駅近くにある桜の名所、千秋公園はおよそ650本のサクラが植えられていますが、10日午前の時点ではつぼみが膨らみ始めている程度。花が開くにはもう少し時間がかかりそうです。秋田市新屋の大川端帯状近隣公園はおよそ300本が1.2キロ続く桜並木。ここもつぼみが色づき始めた程度でした。

気象台はこの時期、午前10時と午後3時の1日2回、 標本木を確認しています。午後になると数輪の花が開いていました。気象台は秋田市のソメイヨシノの開花を発表。平年より7日早く、これまでで最も早かった去年よりは6日遅い開花です。例年、開花の発表から5日ほどで満開を迎えますが、この先は気温が高い日が続くと予想されていて、週末には咲きそろった桜が見られそうです。

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