「コントかと思った」人気お笑いコンビが『虎に翼』弁護士役で“対決”! 視聴者思わず「ウッチャンは?」

内村光良とコント番組で共演する人気コンビが朝ドラに出演した

4月10日、伊藤沙莉(さいり)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『虎に翼』の第8話が放送され、お笑いコンビ・シソンヌのじろうと長谷川忍が、ともに弁護士役でゲスト出演した。

2人は、法服姿で、原告側と被告側の弁護士として“対決”。連続テレビ小説への出演は、じろうは『まれ』(2015年)以来の2度め、長谷川忍は初めてのこと。

第8話は、同級生の山田よね(土居志央梨)を尾行し、伊藤演じる猪爪寅子(ともこ)が、法廷で裁判を初傍聴する。おこなわれていたのは、離婚の決着がつかない夫婦の間で、せめて形見の着物を返してほしいと、妻が夫を訴えたものだった。妻に所有権がないことを知って憤る寅子は、帰宅後、佐田優三(仲野太賀)を質問攻めに。どうして結婚した女性の財産は、夫の管理下に置かれるのか。寅子は女性の理不尽な立場を認識し、さらに「結婚」に懐疑的になるという展開だった。

突然のシソンヌのコンビそろっての登場に、SNSは大盛り上がり。Xのトレンド入りを果たした。

《冒頭からシソンヌ登場でその後の内容がほぼ入ってこなかったので、昼放送でじっくり見る》

《シソンヌのコントが始まったかと思ったww》

《シソンヌが出てきた時点で、無意識に『で、ウッチャンは?』と思ってしまっていた… きっとLIFEでやるであろう。》

「シソンヌといえば、単独ライブは大盛況、地方での冠番組も持ち、最近はバラエティ番組だけでなく、俳優顔負けの演技力で、お茶の間の心をつかんでいます。

じろうは2019年に放送されたNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演を機に、役者としての出演も増えています。一方の長谷川も、NHK夜の連続ドラマ『正直不動産』シリーズで、時代錯誤な発言も多い部長役を、どこか憎めない、かわいげがあるキャラクターとして演じ、好評です」(芸能記者)

『虎に翼』の後に放送される『あさイチ』では“朝ドラ受け”が定番だが、この日、キャスターの博多大吉は「朝のトレンドは、シソンヌ一色でしょうね」「後ろから(『LIFE』の)内村(光良)さんが出てくるんじゃないかって」と、シソンヌの出演に大喜び。同じくキャスターの鈴木奈穂子アナも「法服姿がかわいくて」と笑顔で語った。

撮影では緊張でセリフが出ず、NGを出したことも明かした2人。さすがにコントの現場とは、勝手が違ったようだ。

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