国道169号の土砂崩れ 上北山村西原 今月中に片側交互通行開始へ

土砂崩れが発生し通行止めが続いている上北山村西原の国道169号について、県は今月中にも片側交互通行を開始する見込みと発表しました。

4月1日、上北山村西原の国道169号で土砂崩れが発生し、付近約3.4kmが全面通行止めになっています。現在、村から川上村方面と下北山村方面に向かうう回路がありますが、道幅が狭く、2トントラック以下のみ通行可能となっています。

県によりますと、崩落が起きた現場で山の斜面の不安定な土や岩の塊の撤去はすでに終えているといい、今後2週間ほどで応急対策工事が完了し、車両制限なしで片側交互通行を開始できると見込んでいます。また、下北山村方面のう回路である林道サンギリ線では今後、車の待避所や通信環境の整備を進める方針を明らかにしました。

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