看護学生が手作り帽子を寄贈

彦根市の大学で看護を学ぶ学生ががん治療の副作用に悩む患者に使ってほしいと手作りした帽子を10日、市内の病院に寄贈しました。

彦根市の聖泉大学看護学部の学生3人が、彦根市立病院を訪れ、中野顕院長に手作りの帽子を手渡しました。帽子は、抗がん剤治療に伴う脱毛の副作用に悩む患者に使ってほしいと学生らおよそ20人が、手作りしたものです。肌ざわりの良いベビー服を用いて元々あったボタンや布地などをデザインに生かし、愛らしいものに仕上げました。

また、「おしゃれを楽しんで下さい」「今日は何を着て何処へお出かけします?」などといったメッセージも添えられています。帽子の寄贈はおととしから行われていて、患者の間で好評だということです。

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