「魔法使いに戻った」絶妙ヒールで先制点演出のアペルカンプ真大、独大手紙が称賛!「芸術的な動きで巧みにパス」

デュッセルドルフのアペルカンプ真大が、現地メディアから高評価を受けている。

現地時間4月7日に開催されたブンデスリーガ2部の第28節で、アペルカンプ真大、田中碧、内野貴史が所属するデュッセルドルフは、ホームでブラウンシュバイクと対戦。2-0で勝利を飾った。

この一戦に急性虫垂炎で手術を受けた田中が欠場するなか、中盤で先発したアペルカンプ真大が躍動。42分には、相手のゴール前で左からのクロスに反応。柔らかく浮かせた巧みなヒールパスで、フェリックス・クラウスの先制点をお膳立てしてみせた。

【動画】独メディアが絶賛したアペルカンプ真大の技ありアシスト!
ドイツ大手紙『Bild』は、今季8アシスト目をマークした23歳を「アペルカンプが魔法使いに戻った」と称賛している。

「デュッセルドルフにとって非常に重要なニュースとなった。長期離脱から復帰した絶好調の選手がいたからだ。それはアペルカンプ真大だ。特に前半、右サイドで常に攻撃の起点となり、危険な存在だった。

先制点の場面では、夢のようなパスでスタジアムを熱狂させた。最初はなんとなくボールに触ったように見えたが、スローモーションで見ると、芸術的な動きでクラウスへ巧みにパスをしたのが分かる。彼は昇格争いの重要な存在となるだろう」

4連勝を達成したデュッセルドルフは現在、自動昇格圏の2位ホルシュタイン・キールと勝点6差の3位。アペルカンプ真大は残りのリーグ戦でも目に見える結果を残し、昇格に貢献できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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