「トミヤスが先発かと思った」アーセナルの伝説FWが冨安健洋の“起用なし”に驚き! キビオルの起用に苦言「ウイングが不快に感じることを少しもしなかった」

アーセナルのスーパーレジェンドが首を傾げた。

現地4月9日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第1レグで、冨安健洋が所属するアーセナルはバイエルンとホームで対戦。2-2のドローに終わった。

一部では左SBで先発を予想するメディアもあった冨安は出番なし。そのポジションでスタメン起用されたのはヤクブ・キビオルで、1-2で迎えたハーフタイムには、そのキビオルを下げて攻撃的なオレクサンドル・ジンチェンコを投入している。

そんななか、英メディア『THE BOOT ROOM』は「イアン・ライト、ミケル・アルテタ監督がバイエルン戦でアーセナルの1600万ポンドの選手を全く使わなかったことに驚いた」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。

【動画】アーセナル陣営が激怒したノーPKシーン
「イアン・ライトはミケル・アルテタのトミヤスに対する決断に驚いた。ミケル・アルテタはハーフタイムに交代を決断し、キビオルを下げた。興味深いことに、ポーランド代表の代わりに起用されたのはオレクサンドル・ジンチェンコだった」

同メディアは「『ライティーズ・ハウス』でイアン・ライトは、ジンチェンコの出場を見て驚いたかどうか尋ねられた。そして、(自分であれば)トミヤスに重要な役割を与えていただろうと提案した」と報道。アーセナルのレジェンドFWであるI・ライト氏の発言を伝えている。

「ジンチェンコがあの試合で先発出場しなかったのは、(バイエルンのウイングであるレロイ・)ザネの影響だと思う。誰かが誰かを1対1で止めないといけない状況なら、トミヤスが先発するかもしれないと思った」

そして、2点目のPK献上に繋がるザネのドリブル突破を許したキビオルに苦言を呈している。

「ボールが入ったとき、(マーカーが)十分に近づいていない、蹴ろうとしない、ボールを受け取ったときに少しも不快に感じるようなことをしなかった場合、ウインガーは自信を得ることができる」

ザネ封じは、冨安に託すべきだったと感じている」ようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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