2024年4月12日(金) 4時30分より放送の「Zero Waste Life 海のごみが絶品料理に」では、鎌倉の海岸で問題になっている大量の海藻が、地元の一斉を風靡する特産品へと姿を変えていくストーリーをご紹介。
この問題を解決すべく、料理研究家の矢野ふき子さんが独創的な発想を活かし、海藻を豚のエサに転用。海藻肥料を食べる豚は肉質が柔らかく、味わい深い肉になるという。
この活動は、地域社会にも貢献しており、障害者や高齢者が収集やエサ作りに積極的に関わり、新たなコミュニティ形成の場ともなっている。
海辺の苦悩が、創造的な発想で持続可能な美食へと生まれ変わり、鎌倉の新たな味覚として注目を集めている。
海藻を活用した豚肉の取り組み
- 流れ着いた海藻を拾い集め、乾燥させ豚のエサに使用
- 食された海藻は豚の肉質改善に寄与し、美味しさを増す
- 収集やエサ作りには地域の障害者や高齢者が参加
鎌倉の海岸環境問題
鎌倉の海岸では、放置された海藻が悪臭の原因となり、美しい海岸環境への負荷がかねてより問題となっていた。今回の取り組みにより、地元産品としての特産品が誕生したばかりか、地域の障害者や高齢者の社会参加をも促進している。