紅こうじ健康被害疑い 新たに1人判明 茨城県発表 計20人に

茨城県庁=水戸市笠原町

小林製薬(大阪府大阪市)の「紅こうじ」を使ったサプリメントの摂取を巡り、茨城県は10日、県内で新たに60代女性の健康被害の疑いが判明したと発表した。女性は動悸(どうき)や息切れなどを訴えて医療機関を受診し、現在は回復している。県内の健康被害が疑われる人は死者1人を含む20人となった。

県によると、5日に大阪市から情報提供があった。女性は今年1~3月、同社のサプリ「紅麹(こうじ)コレステヘルプ」を摂取していた。

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