大谷翔平はダルビッシュの残像に苦しんだ? 今季第1号まで41打席かかった理由

7日放送の『ABEMAスポーツタイム』より(C)AbemaTV,Inc.

元メジャーリーグ選手の川﨑宗則が7日に生放送された『ABEMAスポーツタイム』に出演。番組では、今週話題となったスポーツニュースとして、4月4日に開催されたサンフランシスコ・ジャイアンツとの一戦で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が今季初ホームランを放ち、翌日のシカゴ・カブス戦でも2戦連続ホームランを放ったニュースに注目した。

この日は、番組スペシャルサポーターを務める影山優佳、サッカーのメインコメンテーターとして元サッカー日本代表の槙野智章、野球のメインコメンテーターとして元メジャーリーグ選手の川﨑宗則が出演した。

大谷選手の打席を映像で振り返ると、影山は「第1号ホームランは『この球をすくえちゃうんだ!』って感じだし、2本目はめっちゃ難しそうな軌道の球を打っている! スゴい」と大興奮。川﨑は「大谷選手にとって、4月は例年あまりホームランを打てない時期。とはいえ、今回は41打席かかったので時間が長引きましたね。その理由が、たった1つあるんです」とバットを片手に実演解説を開始。川﨑は「開幕戦でサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が外角へ投じ、片手でゴロを打たされたボールに、大谷選手は非常に苦しんでいた。これを見た他の投手もダルビッシュ投手の攻め方を真似するようになってしまっていた」と説明。

続けて、「ただ、今は軌道修正しつつある。今の大谷選手の桜はつぼみです。1号ホームランは速球を引っ張ってライト方向へ放ったが、センター方面に軌道を描くようになると本調子に戻ると思う。2号の軌道は良かったので、ちょっとずつつぼみが開きだしてますね」と、今後の活躍に期待を寄せた。

『ABEMAスポーツタイム』はABEMAにて毎週日曜22時。見逃し配信あり。

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