ニラと間違えスイセンを食べ2人が食中毒 群馬・前橋市

【資料】スイセン

群馬県前橋市は、ニラと間違えスイセンを食べた80代の夫婦が食中毒を発症したと発表しました。

前橋市によりますと、食中毒の症状を訴えたのは、市内に住む80代の夫婦です。8日の朝、自宅の庭に生えていたスイセンをニラと認識しニラ玉にして食べたところ、およそ30分後に吐き気や嘔吐の症状が現れたということです。

2人が市内の病院を受診し判明したもので、現在入院中ですが快方に向かっているということです。スイセンは、ヒガンバナ科の多年草で葉がニラやノビルに似ているため間違えやすい植物です。前橋市では、去年の4月にノビルと間違えスイセンを食べる食中毒が発生していて、食用と確実に判断できない植物を食べないよう呼びかけています。

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