昨秋覇者の浜田は2回戦で江津工と対戦 春の高校野球島根大会、組み合わせ

 19日に開幕する島根県高校春季野球大会の組み合わせ抽選会が10日、出雲市内であり、出場38チーム(39校)の対戦カードが決まった。4強入りしたチームが、夏の島根大会のシード権を得る。

 1、2回戦を19~21日に松江市営野球場、浜山公園野球場、浜田市野球場の3会場で、3回戦と準々決勝を26~28日に松江市営野球場と益田市民球場で開催。準決勝と決勝、3位決定戦を5月3、4の両日に浜山公園野球場で行う。

 粘り強い守備と切れ目のない打線が持ち味で、昨秋の県大会を制した浜田は2回戦で江津工と対戦。バントをはじめとした小技と機動力が光り同大会で準優勝した矢上は出雲と、大社は浜田商とそれぞれ2回戦でぶつかる。江津と浜田水産は部員不足のため合同チームでの出場する。

 今春の選抜大会から採用された飛距離が出にくい低反発の新基準バットを使用する。

 優勝校は6月1~4日に広島県呉市などである中国大会、上位2校は同8、9日の両日に米子市である山陰大会の出場権を得る。

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