【常滑ボート・GⅢオールレディース】細川裕子が予選トップ通過 ルーキーへの指導がプラス材料に

細川裕子

ボートレースとこなめのGⅢ「オールレディース競走レディース笹川杯」は10日、4日間の予選を終了。準優勝戦に進出するベスト18が決定した。4日目を連勝で締めくくった細川裕子(42=愛知)が逆転で首位通過。「足はかなり上位で好きな感じになっています」と仕上がりも万全だ。

今節は愛知の新人女子選手の永田楽と伊藤栞が参戦しており、連日、指導にも多くの時間を割いている。「2人ともまだまだの部分は多いけど、やる気はあるので教えがいはありますよ。固定概念が覆されることも多いし、下から教わることもいっぱいある。自分の新人時代を思い出すこともあるし、勉強になりますよね」と自身にとってもプラスになっている。

新人からフレッシュな風を吹きこまれ、主役として改めて気を引き締めている。「スタートは絶対無理できないけど、伸び返す足があるので自信を持っていきます」と、いつも以上にハキハキとした大きな声がピット内に響く。

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