検察側の不服申し立て時間かかりすぎる…再審法改正を目指す超党派議連が会合

裁判のやり直し=再審について定める法律を改正しようと発足した超党派の国会議員連盟が4月10日、2回目の会合を開きました。

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<立憲民主党 泉健太代表>
「なんとか答えを出していくということについては、みなさま共通の思いがあると思いますので、よい議論をして参りましょう」

再審をめぐっては1966年、静岡県旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害された「袴田事件」をはじめ、やり直しの裁判が開かれるまでに時間がかかりすぎるとして制度上の不備が指摘されています。

9日、再審の法律改正を目的とした超党派の議員連盟が都内で会合を開き、法務省の職員や日弁連からヒアリングを行いました。

日弁連の弁護士は検察側が再審を認める決定に対し、不服を申し立てることができるため、時間がかかりすぎるなどと指摘しました。次回の会合では、最高裁からヒアリングする予定だということです。

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