国際テニス・インテグリティ・エージェンシー(ITIA)は9日、スペインのテニス選手、アーロン・コルテスに八百長など35件の違反で15年間の出場停止処分を下したと発表した。
ITIAは「ITIAと法執行機関が行った徹底的な調査の結果、コルテスは2016年から18年にかけ、大会結果の捏造、大会結果を捏造するための金銭の受領、不正なアプローチの報告の不履行、テニスへの賭け、ワイルドカードと引き換えに大会関係者に金銭を提供するなど、35件の違反を認めた」と公表。
罰金は7万5000ドル(約1140万円、そのうち執行猶予付き5万6250ドル=約850万円)で、出場停止期間は3月27日に始まり、2039年3月26日午前0時まで。コルテスは調査に全面的に協力し、制裁を受け入れたという。
コルテスは世界ランキングは最高で955位。事実上の追放と言えそうだ。