飛騨市古川町の白壁土蔵街を流れる瀬戸川に、約千匹のコイを戻す作業が行われました。
飛騨古川の観光スポット 瀬戸川は冬の間、雪を流す流雪溝となるため、秋になるとコイは近くの池へ移され、春に瀬戸川に戻されます。
コイを池から瀬戸川に戻す作業は、観光協会や市職員、ボランティアなど約50人で行われました。
参加者は「寄せ網」を使ってコイを集め「たも網」ですくいあげると、軽トラックの水槽に入れ搬送。水温約9度の瀬戸川に次々と放ちました。
中には、体長約90センチ、重さ10キロほどの大物もいて、参加した中学生は大人の力を借りながら一生懸命作業しました。
※地元中学生
「めちゃ重くて、頑張って(瀬戸川)に戻したのでぜひ見に来てください」
コイたちは、約4カ月ぶりに戻った瀬戸川で、気持ちよさそうに泳いでいました。