中森明菜の新たな歌唱動画は『BLONDE』 低音響く安定した歌声にファン「セクシー」「かっこいい」

中森明菜【写真:X(@akinan_official)より】

5週連続更新のセルフカバー動画第2弾

歌手の中森明菜が10日午前、公式YouTubeチャンネルを更新し、1987年リリースのヒット曲『BLONDE』を披露している。ワーナーミュージック・ジャパンは今月1日、デビュー42周年記念日の5月1日まで毎週水曜日、明菜が5週連続でセルフカバーの動画を公開する企画を発表。3日に第1弾の『TATTOO』(88年リリース)のジャズバージョンを配信しており、第2弾も『BLONDE』もジャジーに歌っている。

明菜は髪を下ろし、立ってマイクに向かった。リズム良く低音を響かせ、往年の安定感もただよわせた。時折、カメラ目線で笑顔を浮かべる一方で、間奏では真剣な表情で打ち合わせをするシーンも映し出された。

同曲は、代表曲に位置付けられる『TANGO NOIR』と『難破船』の間にリリースされた18枚目シングル。TBS系『ザ・ベストテン』で3週連続1位を記録している。87年にリリースしたこの3曲で、いずれも大ヒットしている。

明菜は2017年末から長期療養をしていたが、昨年12月24日にYouTubeチャンネル開設。アップされた6分26秒のモノクロ動画には、レコーディングをする明菜の姿が映し出された。『北ウイング』(84年)をセルフカバーした『北ウイング―CLASSIC―』を作曲家・林哲司氏の『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』(昨年11月8日発売)に収録した時のもので、スローテンポにした同曲をしっとりと歌い上げていた。

その際は収録用の固定マイクの前に座り、バイオリン、ピアノなどから奏でられる音を確かめながら歌っていた。だが、『TATTOO』以降はカラー映像で立ち上がっての歌唱。体調がさらに良くなっていることをうかがわせている。『TATTOO』は8日間で約365万回再生。『BLONDE』は配信から9時間のこの日午後6時の時点で約28万5000回再生を記録している。

最新の歌唱動画を確認したファンは改めて歓喜し、「歌声がセクシー」「やっぱり、かっこいい」「ジャズのアレンジもいい」「次は難破船を聴きたい」などの声を上げている。ENCOUNT編集部

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