【西武】中村剛也の1号同点弾も空砲…延長10回2―3の惜敗 通算6勝5敗も1点差ゲームは2勝4敗

西武・中村剛也

西武は10日のロッテ戦(ベルーナ)に延長10回の末、2―3とクロスゲームを落とし4カード目で初の負け越し。1点差ゲームはこれで2勝4敗と黒星が先行し、通算成績を6勝5敗とした。

先発のドラフト1位・武内夏暉投手(22)が7回を4安打2失点投球とデビューから2試合連続ハイクオリティー・スタート(7回以上を自責点2以内)するも打線の援護に恵まれず球団初のデビューから2戦2勝はならなかった。

それでも西武打線は8回一死二、三塁で外崎の内野ゴロの間に1点を返し1―2とすると、9回一死から中村剛也内野手(40)の起死回生の今季1号ソロで2―2の同点に追いついた。

なお二死二、三塁とサヨナラの好機を作るも源田の打球は左翼正面を突き逆転はならず。

延長10回無死一塁から二塁・外崎の失策が絡み一死二、三塁とされ守護神・アブレイユがソトにタイムリーを許しこれが決勝点となった。

松井監督は「武内はよかったと思う。よく2失点で粘って投げてくれたと思う。もちろん打線の援護があればよかったんでしょうけど、(終盤は)粘り強くつながったと思うし、こういう風に粘っていれば勝つチャンスは出てくると思う」と前を向いていた。

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