山形地方気象台は10日、山形市緑町1丁目の構内にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が満開になったと発表した。平年より8日早く、昨年より5日遅い。同市馬見ケ崎川沿いの「馬見ケ崎さくらライン」では同日、ライトアップが始まった。
さくらラインのライトアップは愛宕橋下流からあたご保育園付近までの約830メートル区間で、83本のソメイヨシノを照らす。散り始めるまで毎日午後6時半~同9時に点灯し、期間中は市馬見ケ崎プールジャバ脇に露店が出店する。桜の名所の霞城公園は8日からライトアップが行われている。
市によると、10日午後5時現在、霞城公園は七分咲きで11日にも見頃を迎えるという。さくらラインは三分咲きで、今週末にかけて開花が進みそうだ。