広島、呪縛解いた打線が6点先取 連続零敗「4」&甲子園連敗「11」で止める

● 阪神 2 - 6 広島 ○
<2回戦・甲子園>

4試合連続完封負け中だった広島は2回までに大量6得点。久々に打線がつながり連敗を「4」で止めた。

広島打線は初回、先頭の野間が右翼線二塁打でチャンスメイクし、一死三塁後、3番・小園の遊ゴロで三走・野間が先制の生還。これが実に37イニングぶりの得点となった。2回は7番・會澤の左翼線適時二塁打で2点目を奪うと、二死から1番・野間、2番・菊池、3番・小園の3連続適時打で4点を追加。呪縛から解き放たれた打線が一挙5点のビッグイニングを作った。

打線の援護を受けたアドゥワは6回途中6安打2失点と粘り開幕から無傷の2連勝。開幕3戦目でチームが今季初勝利を挙げた3月31日のDeNA戦(横浜)に続き、またも“連敗ストッパー”の役割を果たした。

広島は5日の中日戦(マツダ)で0-1の完封負けを喫したあと、6日の中日戦0-4、7日の中日戦0-1と本拠地で屈辱の3試合連続完封負け。9日の阪神戦(甲子園)も0-1で敗れ、セ・リーグタイ記録となる4試合連続完封負けを喫した。また、甲子園球場では昨季からレギュラーシーズン8連敗中で、CSも含めると11連敗中。攻撃陣の先制パンチが効き、連続零敗は「4」、甲子園連敗は「11」で止まった。

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