告示日翌日で自動失職…投開票は辞職から50日以内の「最後の日曜日」が慣例【静岡県知事選】

川勝平太知事の辞職で行われる静岡県知事選の日程ですが、5月9日に告示、26日に投開票の見通しです。

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なぜ、こうなる見込みかといいますと、公職選挙法では、知事が県議会の議長に辞職を申し出たあと、議長が選挙管理委員会に通知し、その翌日から50日以内に知事選が実施されることになっています。そして、選挙は、この50日以内の期間の最後の日曜日に実施されるのが慣例です。

これを基にカレンダーで確認すると、知事が辞表を提出したのが、4月10日。そこから50日以内の期間の最後の日曜日が投開票日の見通しとなる5月26日なわけです。

さらに、川勝知事は、辞表提出から30日後の5月10日午前0時に自動的に失職、ですから、厳密にいうと、告示が見込まれる5月9日いっぱいまでは、川勝県政が続くことになります。

この選挙日程だと投開票まで2か月もない超短期決戦となりますが、これまでに元副知事の大村慎一さんが出馬を表明、前浜松市長の鈴木康友さんが前向きに検討。衆議院議員の渡辺周さんは10日、「意欲はある」と報道陣に語りました。

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