【ドラゴンゲート】ギアニー・ヴァレッタ大暴れ 校長のマスク破りでマンテに挑戦決定

ウルティモ・ドラゴン(右下)のマスクをはぎ取ったギアニー・ヴァレッタ

ドラゴンゲート10日の後楽園大会で、極悪軍「Z―Brats」のギアニー・ヴァレッタ(29)がウルティモ・ドラゴン相手に大暴走。これに激怒したオープン・ザ・ドリームゲート王者のルイス・マンテと大立ち回りを繰り広げた。

この日、ヴァレッタはKAIと組んでウルティモ・ドラゴン、大鷲透組と対戦した。試合前から荒れ狂い、鎖を振り回しながら入場したヴァレッタは、ゴングが鳴ってもKAIと共にやりたい放題だ。かみつきなどラフ攻撃を繰り返し、挙げ句の果てに注意してきたレフェリーを威嚇する始末。最後はKAIに足関節を決めているウルティモのマスクをはいで反則負けが告げられた。

この暴挙にたまらずリングインしてきたのがマンテだ。ぶしつけな行動に激怒のドリームゲート王者から攻撃を受けたヴァレッタは標的を変え、猛反撃に出る。そこへ続々と選手が割って入ったが、マルタ生まれの無法レスラーは止まらず、マンテと大乱闘を繰り広げた。それでも数人がかりでヴァレッタが抑えられたところでマイクを持ったマンテから「リスペクトしなさい!」と日本語で注意される。さらに「シングルマッチ、ユー&ミー! カモン」と制裁を下すべく一騎打ちを告げられた。

これにヴァレッタは「@*+#%&*@!!!!」と言葉にならない奇声を発して応じる。すると王者から「シャラップ!」と一喝され、タイトルをかけての試合を求められた。これを斎藤了GMが認めたため、5月5日の愛知県体育館大会での対戦が決まった。

その後もコメントスペースで殴り合いを見せた2人。不穏な空気漂う一戦の行方は…。

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