中国万科の格付けをジャンク級に引き下げ=S&P

[ロンドン 10日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルは10日、中国不動産開発大手の万科企業の格付けをジャンク級(投資不適格)の「BBプラス」に引き下げた。従来の「BBBプラス」から3段階の大幅引き下げとなった。

格下げの理由を万科の「競争力の弱まりと債務負担の急増」とし、アウトルックは再度「ネガティブ」とした。

S&Pによると、中国不動産市場の低迷が続いているため、今後12カ月間の同社の売上高は引き続き減少する可能性がある。

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