北米で皆既日食、観測者らが目の痛みを心配

北米での皆既日食で、目の痛みに関するグーグル検索の数が軒並み急増したという。8日(月)、アメリカ、カナダ、メキシコの空で大勢の人々が皆既日食を観測したものの、長く見過ぎた不安がオンライン上でトレンドとなったかたちだ。

「日食を見た後目が痛い理由」や「日食で目を傷めたかを知る方法」といった検索がされており、皆既日食中の太陽を見ることはそれがほんの短時間でも人間の目を傷める可能性があるという。

米フロリダ州のヌムール・チルドレンズ・ヘルスのダニエル・ラティン博士はこう話す。「目の表面に軽い火傷、もしくは太陽角膜炎と呼ばれるものになる可能性があります」「角膜が火傷のようになり、赤くなったり、破れたりする症状が出ます。1日か2日で自然に治りますし、ずっと残る損傷になるわけではありません」

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