「キム・ミンジェは酷評なのに」韓国DFには厳しく、ライバルは不調でも甘い! 独メディアの評価に韓国憤慨「明らかに違う」

不当な評価だと訴えている。

現地4月9日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第1レグで、バイエルンはアーセナルと敵地で対戦。2-2のドローに終わった。

12分にブカヨ・サカのゴ―ルで先制を許したドイツ王者は、セルジュ・ニャブリの同点弾とハリー・ケインのPKで前半のうちに逆転に成功。ただ、76分にレアンドロ・トロサールのシュートで被弾し、追い付かれている。

この試合にCBで先発したエリック・ダイアーの評価に不満を唱えたのが韓国メディア『InterFootball』だ。そのダイアーにレギュラーの座を奪われた韓国代表DFのキム・ミンジェはドイツメディアからたびたび酷評されているのに、イングランド人DFには甘いという主張だ。

「キム・ミンジェは『無理矢理ディスる』、ダイアーは傍観する守備をしても『弱点なかった!』と称賛。ドイツメディアの二重基準」と見出しを打った記事で、こう主張している。

「キム・ミンジェがスタメンでプレーした時とは評価が明らかに違う。エリック・ダイアーが傍観した守備をしたとしても称賛するメディアがあった」

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記事は「守備でダイアーは残念な出来だった。サカのゴールシーンでは横に動いて守備をする場面でも駆け寄らずに守って失点した」とダイアーのパフォーマン非難し、こう続けている。

「トロサールのゴールを許した時も一人で後ろに下がったことで、ガブリエウ・ジェズスがスペースに入り、トロサールへのパスで失点につながった。ダイアーは明らかにがっかりさせる姿を見せたが、一言の批判もなしに好評を与えるメディアが多かった」

同メディアは「キム・ミンジェを扱うのと温度が違った。キム・ミンジェが少し不調でも酷評をしたドイツメディアはダイアーには別の視線で眺めた」と怒りを露わにしている。

ちなみに、そのキム・ミンジェはこの試合で出番なしに終わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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