原油先物1%高、ハマス指導者の息子死亡で停戦交渉頓挫を懸念

Laura Sanicola

[10日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約1%上昇した。パレスチナのイスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏の息子3人がイスラエルによるガザ空爆で死亡したことで、停戦交渉が頓挫する懸念が出ている。

清算値は、北海ブレント先物が1.06ドル(1.2%)高の1バレル=90.48ドル。米WTI先物が0.98ドル(1.2%)高の86.21ドル。

アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「原油市場はパレスチナ自治区ガザに関連するニュースに強く反応し続けている」と述べた。

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