野菜における『間違った保存の仕方』4選!常温で置いておくべき食べ物も?

購入した野菜、全部野菜室に入れるのはNG!

野菜室は野菜を保管するのに最適な温度帯とされていますが、どんな野菜でも野菜室に保管しておけば間違いないというわけではありません。買った野菜を全部野菜室に入れている人は、要注意!野菜の間違った保存の仕方を把握して、正しい保存方法を身につけましょう。

野菜における『間違った保存の仕方』4選!

野菜の間違った保存方法は、以下のものがあります。

1.冷蔵室で保存すべき野菜を、野菜室で保存

野菜室は、どんな野菜に対しても適切な温度というわけではありません。温度変化に弱く高温が苦手なもやしは、言わずもがな冷蔵室での保存が適格です。冷蔵室の中でも、チルド室で保存すると劣化を防ぎやすくなります。

また、ホウレンソウや大葉などの葉物野菜も、冷蔵保存が基本です。

2.常温保存が向いている野菜を、野菜室で保存

常温保存が向いている野菜は、基本的に根菜理が挙げられます。じゃがいもやサツマイモといったイモ類や、ごぼうや大根などの根菜は、低温での保存は得意ではありません。低温障害を起こしてしまう可能性があるので、常温の冷暗所での保存がベストです。

3.野菜の特徴を気にせず、なんでも寝かせて保存する

野菜は、植えられていたときの形状に近い形で保存すると、負荷がかからないので長持ちしやすくなります。立って生えていた野菜は立てて保存し、暗い場所で実っていた野菜は光が当たらないような工夫をして保存するのがベストです。

なんでも野菜室に寝かせて保存してしまうと、床と接している部分に大きな負荷がかかってしまい、床とふれあっているところから劣化してしまいます。

4.野菜をそのまま野菜室に入れる

野菜を野菜室で保存することは、野菜の種類によっては適切な保存方法になります。しかし、野菜をそのままの状態で野菜室の中に入れてしまうのはよくありません。野菜室は乾燥しているため、野菜が持っている水分が蒸発して劣化を早めます。

野菜の正しい保存方法

野菜の正しい保存方法は、以下の通りです。

  • 野菜を新聞紙などでくるんで、水分が蒸発しないよう注意する
  • 野菜が実っていたときと同じ状態、もしくは近い状態で保存する
  • 野菜の特性に合わせて、冷蔵室・野菜室・常温保存を使い分ける

野菜は正しい保存方法で保存することによって、長持ちしやすくなります。そのため、できるだけ上記のような条件を満たして保存しましょう。野菜を正しく保存すると、鮮度が高い状態を保ちやすくなるので、美味しく最後まで野菜を食べきりやすくなるのも特徴です。

まとめ

野菜は、正しい方法で保存しましょう。そうすることによって、鮮度が保たれて美味しく食べきることができる可能性が高くなります。

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