新型EVバス運行スタート 岩手県交通が導入、環境性能アップ

EVバスの前でテープカットをする関係者ら

 岩手県交通(盛岡市、本田一彦社長)は、新型の電気自動車(EV)バスを導入し、盛岡市西松園の松園バスターミナルで9日、出発セレモニーを行った。

 関係者約30人が参加。本田社長は「新しい取り組みをして、少しでも環境に配慮していきたい。末永く活躍してくれると期待している」とあいさつし、テープカットした。

 導入したEVバスは定員80人で、既存の路線バスとほぼ同様の大きさ。フル充電で240キロ走行でき、松園営業所管内の路線を運行する予定。既存のバスに比べて燃料代や排ガス、騒音が抑えられる利点がある。セレモニー後は、盛岡バスセンターに向けて出発した。

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