三春町の国指定天然記念物「三春滝桜」が10日、満開となった。日本三大桜の一つとされる巨木は薄紅色の小さな花を無数に咲かせ、流れ落ちる滝のような荘厳な姿で大勢の観光客を迎えている。
樹齢千年以上とされるエドヒガン系ベニシダレザクラで樹高13.5メートル、根回り11.3メートルを誇る。6日に開花が発表され、この日の本格的な春の陽気で開花が一気に進んだ。
渋滞緩和のため、三春運動公園から無料シャトルバスを運行している。保全のための観桜料500円(中学生以下無料)が必要。夜間ライトアップ(午後6時~同9時)も行っている。