ヨーカドー郡山継承のベニマル、来年2月開店 福島店後継も前向き

 イトーヨーカドー郡山店(郡山市)の閉店を巡り、店舗を承継するヨークベニマルは、後継店舗を来年2月に開店させる方向で調整を進めている。改修などの事業費は約45億円を見込んでいる。真船幸夫会長が10日、記者会見で明らかにした。

 郡山店は5月26日に閉店する。ヨークベニマルは出店テナントの調整を進めており、真船氏は「5月にも大まかな店舗構成が見えてくると思う」と見通しを示した上で「従来にない旗艦店につくり上げていきたい」と述べた。2月を前に、同社が先行して食品売り場などを開店させる可能性もあるとしている。

 5月6日に閉店するイトーヨーカドー福島店(福島市)については「建物、土地の活用に関する方針が決まっていない」とした上で「オファーがあれば前向きに検討したい」と述べた。

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