東京15区補選 維新・金沢結衣氏に吉村大阪府知事が速攻上京予告 決起集会には馬場代表、教育・前原氏も

衆院東京15区補選(江東区、16日告示・28日投開票)に日本維新の会から立候補を表明している金沢結衣氏(33)が10日、都内で「金澤ゆいと未来を語る会」と題した決起集会を開いた。

同党の馬場伸幸代表(59)、藤田文武幹事長(43)、統一会派を組む教育無償化を実現する会の前原誠司代表(61)ら党幹部、支持者ら約200人が参加。党共同代表で、大阪府の吉村洋文知事(48)もビデオメッセージを寄せ、14日に応援演説に駆けつけることを予告した。

元江崎グリコ社員で「ポッキー」のマーケティングを担当していた金沢氏は「いろんな方が、江東区で選挙に出られる予定。正直言って、複雑な心境。私はこの地元が好きで、江東区で、そして国政でやりたいことがある。私が思うのは、自分の人生に筋が通せない人間が、国の政治に筋が通せないと思う。皆さまの声を、国政に届けさせてください」と訴えた。

馬場氏は「15区に関して言えば、不詳事が連続している。江東区民の皆さんには非常に腹立たしいことだと思う。やはり一度リセットをして、クリーンな政治を江東区から逆に発信して、江東区から日本を変えるという意味合いで訴えていきたい。自民党に一度カツを入れて、たがを締めるという意味では有権者の皆さん方が票で考え方を示していただくしかない。岸田総理も国民や党員の判断を仰ぐとおっしゃっている」と強調した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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