【小田原イベントレポ】小田原おでんサミット-桜を愛でつつ食すおでんは格別!

桜満開の小田原城址公園二の丸広場で、毎年恒例の小田原おでんサミットが今年は4月6日(土)と7日(日)に開催されました。前日まで天気があまり良くなかったですが当日は恵まれ、駅から公園までの約10分程の道のりは揃ってお出かけをしに来たファミリーや外国人観光客、友人と遊びに来た若い人達で溢れていました。

画像出典:湘南人

歩いていると満開の桜をバックに写真を撮る姿を多く見かけ、赤ちゃんを連れたファミリーは「◯◯ちゃーん!こっちだよー!笑ってー!」と声をかけながらベストショットを撮ろうと躍起になっている姿は、見ているだけでほっこりする瞬間でした。

会場の雰囲気

さて、赤い橋を渡ると見えてきたのは会場入り口の横幕。

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会場に入ってみるとお昼時ということもあり、既に多くの人がおでんを食べながらお花見をしています。

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今回のおでんサミットの出店数は、おでん8店舗・地元のお店6店舗に加え、年明けに起きた能登地震で被害があったエリアの支援ブースの計15のブースがあります。
おでん目的の筆者が8店舗の中から選んだのは、「小田原おでん」と「若狭おばま鯖おでん」の2つ。理由は、小田原おでんは梅味噌をつけて食べるという新発見と、若狭おばま鯖おでんは聞いたことがなかったから。

おでんを食す

まずは小田原おでん。
好きな具材を5つ選ぶスタイルなのですが選べる具材が多く、とくに練り物は地元名物品のため、種類の豊富さが魅力の1つです。

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出汁の色、綺麗すぎじゃないですか。
筆者が選んだ5種は、大根・たまご・いか墨つくね・地鶏入揚げつくね・とと揚げ。そして容器の隅に多めに梅味噌を盛り付け、桜の下でいざ実食。

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黄金色の出汁はとてもあっさりしており、梅味噌をつけて食べると良い感じに出汁と溶け合い、食欲をそそります。梅は小田原の特産品で、梅味噌は小田原おでんのために開発されたつけ味噌だそうです。

続いて若狭おばま鯖おでん。

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トマトベースの「赤」か和風だしベースの「白」を選ぶスタイルで、悩んだ末に白を選択。具材は大根・たまご・ちくわ・焼き豆腐・鯖きんちゃくの5種盛りです。出汁は色は醤油ベースのため少し濃いめですが、甘めでとても美味しかったです。鯖きんちゃくの中身は焼き鯖のほぐし身と刻んだネギが入っており、出汁がしみしみでたまりません。
お店の方に何の出汁を使っているのか尋ねたところ、鯖の魚醤を使用しているとのことなので、若狭おばま鯖おでんは鯖を堪能できる一皿です。

筆者は大阪出身のためからしをつけて食べますが、地域によっておでんに違いがあり、それを1つの空間で楽しめるとても面白いイベントでした。来年も開催されたら違う地域のおでんを食べたいと思います。

イベント詳細

【小田原おでんサミット2024】

🔳開催日:2024年4月6日(土)〜7日(日)
🔳時間帯:10:00〜16:00
🔳開催地:小田原城址公園二の丸公広場
🔳入場料:無料
🔳問い合わせ先:080ー6500ー1750 ※小田原おでんサミット実行委員会

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