フィリーズがカージナルス3連戦に勝ち越し ノラは力投で2勝目

【フィリーズ4-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

日本時間4月11日、フィリーズは敵地ブッシュ・スタジアムでのカージナルス戦に4対3で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、開幕12試合を終えて6勝6敗の勝率5割に戻した。フィリーズ先発のアーロン・ノラは2本のソロ本塁打を浴びたものの、6回3安打2失点の力投で2勝目(1敗)をマーク。フィリーズ5番手のジェフ・ホフマンが今季初セーブを挙げ、カージナルス2番手のアンドレ・パランテは打者4人から一死も取れず2点を勝ち越され、今季初黒星(0勝)を喫した。

フィリーズは初回にアレック・ボームのタイムリーなどで2点を先制。先発のノラは2回裏にイバン・ヘレーラの3号ソロ、3回裏にブレンダン・ドノバンの2号ソロで1点ずつを失い、同点に追いつかれたが、6回3安打2失点の力投を見せた。ノラを援護したいフィリーズ打線は、6回表に無死1・2塁のチャンスを迎え、ブランドン・マーシュとニック・カステヤノスの連続タイムリーで2点を勝ち越し。8回裏にノーラン・アレナドのタイムリーで1点差に詰め寄られたが、4対3で逃げ切った。

雨が降るなかでの登板となったノラは試合後、「とにかく狙い通りのところに投げることに集中し、なんとか乗り切ろうとした」とコメント。4シームの平均球速は89.5マイルという異例の遅さだったが、その状況でも6イニングを3安打2失点に抑える力投を見せた。ロブ・トムソン監督は「今日はどの投手も球速が落ちていた。ノラも全然よくなかったが、そのなかで仕事を果たしてくれた」と力投を称賛。フィリーズは遠征6試合を4勝2敗で終え、勝率を5割に戻して明日からホームでパイレーツ4連戦に臨む。

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