サッカー=バルセロナがPSGに先勝、ラフィーニャ2得点 欧州CL

[パリ 10日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は10日、各地で準々決勝の第1戦を行い、バルセロナ(スペイン)は敵地でパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)に3─2で競り勝った。

序盤から試合を優位に進めたバルセロナは前半37分、相手GKの弾いたこぼれ球からラフィーニャが先制点をマーク。PSGもハーフタイム明けから息を吹き返し、後半3分に元バルセロナのウスマン・デンベレが切り返しから鋭いシュートで同点弾を決めると、その3分後にはビティーニャが逆転ゴールを奪った。

しかし、バルセロナは同17分、ペドリの鮮やかなロングパスからラフィーニャがボレーで試合を振り出しに戻すと、同32分にはCKからアンドレアス・クリステンセンがヘッドで決勝点をマークした。

公式戦27試合無敗だったPSG相手に2ゴールの活躍だったラフィーニャは記者団に「自分にとってだけではなく、チームにとっても素晴らしい夜になった。一生懸命に戦っているし、このような良い雰囲気の中で気持ちを見せられたことは今後に向けて非常にポジティブな兆候だ」と振り返った。

もう1試合は、アトレチコ・マドリード(スペイン)がホームでドルトムント(ドイツ)に2─1で勝利した。開始早々にロドリゴ・デパウルがネットを揺らすと、同32分にはサムエウ・リーノがリードを広げ、後半終盤に1点を失ったが逃げ切った。

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