アルファロメオ初のEV『ミラノ』、航続410km…スポーティ電動コンパクトカー登場

アルファロメオ・ミラノ

アルファロメオは4月10日、新型コンパクトカーの『ミラノ』(Alfa Romeo Milano)を欧州で発表した。アルファロメオはスポーツ・アーバン・ビークルを標榜する。

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アルファロメオは新型コンパクトカーのミラノによって、ヨーロッパ最大のBセグメントに再び参入する。ミラノは、アルファロメオ初のEVになる。欧州だけでなく、グローバル市場への投入も計画している。

ミラノのEVにおいて、アルファロメオは電気モーターと最新世代のバッテリーを組み合わせた新世代の動力源を選択した。高出力、高トルク、電動パワートレイン特有のキャリブレーションにより、セグメントをリードするダイナミクスで妥協のないドライビングプレジャーを実現する、と自負する。

ミラノのEVには、最大出力156hpの標準仕様と240hpの高性能仕様の「ベローチェ」が用意された。他のアルファロメオ同様、優れたパフォーマンスとスポーティなドライブを約束するという。

蓄電容量54kWhのバッテリーは、エネルギー密度が高いのが特長だ。具体的には、標準仕様のリチウムイオンバッテリーパックは、WLTPサイクルで410km、市街地サイクルで590kmの航続を実現する。充電に関しては、出力100kWのDC急速充電ステーションにおいて、バッテリー容量の80%を充電する時間は、およそ30分、としている。

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