中島啓太、4打差圧勝で日本勢5人目の欧州ツアーV 川村昌弘は57位

中島啓太(写真:Getty Images)

DPワールドツアーのヒーロー・インディアン・オープンは31日、インドのDLF G&CC(7,416ヤード・パー72)で最終ラウンドが行われ、中島啓太が後続に4打差をつける通算17アンダーでツアー初優勝。日本勢としては青木功、松山英樹、昨季の久常涼、2月の星野陸也に続く5人目の快挙となった。

4打差の単独首位からスタートした中島は1番、4番とバーディ。6番パー4は第1打目を左に曲げ、池は逃れたがボールはラフへ。水平気味にクラブを振らないといけない状況からグリーンをとらえ、約10mを読み切ってバーディ。7番はボギーを叩いたが、8番のバーディでバウンスバックに成功した。

後半は14番でダブルボギー、15番はバーディ、16番から3連続ボギーとしたが、トータル5バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「73」でリードを守り切った。

中島は昨季の国内男子ツアーで賞金ランク1位となり、今季のDPワールドツアーカードを獲得。シーズン終了後のポイントランクでトップ10入りすれば、昨季の久常のように、来季のPGAツアーカードを獲得できる。

通算13アンダー2位タイにセバスチャン・ソダーバーグ(スウェーデン)、ヨハネス・フェールマン(米)、ヴィア・アフラワット(インド)、通算12アンダー5位タイにマッテオ・マナセロ(伊)、ギャビン・グリーン(マレーシア)、ジョンウォン・コ(仏)、ロマン・ランガスケ(仏)が入った。

川村昌弘は1バーディ、3ボギーの「74」と落とし、通算2オーバー単独57位で大会を終えている。

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