センシンロボティクス、自律型ドローンによる巡視ソリューションを水力発電所で導入。無人運用化やAIによる設備の異常検知を実現

水力発電所の多くは山間部に位置しており、保守員は遠隔の事業所から赴いていますが、移動に時間を費やしているのが実状であり、デジタル技術の活用による保守業務のスマート化が求められいる。

この自律飛行型巡視ソリューションのシステムは、センシンロボティクスが提供するプラットフォーム「SENSYN CORE」の機能の一部であるAI技術と画像などのデジタルコンテンツを一元的に管理が可能な「SENSYN CORE Datastore」を活用し、設備の異常の発見を可能としたという。

異常が検知された場合にはアラートを発報し、迅速な初動対応が可能だ。またSkydio機専用のドローン基地「Skydio Dock」を活用することで、自動充電や設定経路に沿った飛行が可能であり、水車・発電機周辺の写真を自動で撮影後、「SENSYN CORE Datastore」へデータ保存し、遠隔の事業所から確認できる。

今後も、ロボティクス技術やAI解析の活用により、異常検知の対象範囲の拡大や精度向上を行い、更なる保守業務の効率化や高度化に貢献していくとしている。

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