全米覇者と打ち合い 米国発祥のスポーツ「ピックルボール」 長崎で体験会

全米覇者ムーアさん(左)とダブルスを楽しむ参加者=長崎市出島町

 テニスや卓球、バドミントンの要素をかけ合わせた米国発祥のスポーツ「ピックルボール」の体験会が9日、長崎市出島町の長崎水辺の森公園三角広場であった。
 日本ハワイピックルボール協会主催。ピックルボールが全米で流行していることから、外国人観光客らとの交流の手段として取り入れてもらおうと、市内で初めて体験会を開催した。長野県在住の全米覇者、ダニエル・ムーアさん(35)も参加し、市民とボールを打ち合った。
 未経験だった長崎大3年の川嶌優太さん(20)は「これまで種目名も知らなかったがとても楽しかった」、大村市のサークル「ピックルボール大村長崎」の小野下英樹さん(60)は「老若男女問わず簡単にできるスポーツ。県内でも競技人口を増やしたい」と話した。

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