【欧州CL】「バルセロナは生きている」シャビ監督がエムバペ封じ込めたDF陣を絶賛

バルサのシャビ監督(ロイター)

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦(10日=日本時間11日)でバルセロナ(スペイン)はアウェーでパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)に3―2で先勝し、4強入りに大きく前進した。

バルセロナは前半38分、ゴール前でこぼれ球に反応したFWラフィーニャが押し込んで先制。後半3分に同点弾、6分と勝ち越し弾を許すも、17分に再びラフィーニャが決めて同点とすると、32分にはCKからDFアンドレアス・クリステンセンが頭で合わせて逆転に成功。1点のリードを持ってホームの第2戦(16日=同17日)に臨む。

バルセロナのシャビ監督は「すべてがとてもうまくいった。守備の仕事を強調したいと思う。誇りに思うべきだ」とDF陣の奮闘をたたえた。中でもPSGのエースでフランス代表FWキリアン・エムバぺ(25)を抑え込んだことに「エムバペとPSGをうまく止めた。スペースでマークを外さないように注意を払っていた。守備の仕事は決定的だった」という。

バルセロナは2015年を最後に欧州タイトルから遠ざかっており、今大会は久しぶりの好機となる。指揮官は「私たちは困難な時期を乗り越えてきた。我々にはチャンスがある。バルセロナは生きている」と語ったが、再び〝ビッグイヤー〟を手にするため、第2戦の必勝を誓っていた。

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