【速報】山岳飯盒弐型のフタと同じじゃね?いや、エバニューの新フライパンなら餃子も肉も焦げつかないんです

2024年のエバニューは気になる新作が続々登場!ハピキャン編集部がまず目を付けたのは『山岳飯盒弐型』のフタと同じ形の『PANTAPAS / Hango』。焦げつきにくく単品でも使える仕様にアップグレードされたとのことなので、スタッキングや焦げつき具合をチェックしてみました!

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エバニューの2024年新作『PANTAPAS / Hango』

筆者撮影

ソロキャンパーに人気のエバニュー『山岳飯盒弐型』。無骨な佇まいと同時調理できる実用性、コンパクトなサイズ感と上下に動く持ち手を備え、携行性にも優れたアイテムです。

筆者撮影

そんな『山岳飯盒弐型』にフィットするフライパン『PANTAPAS / Hango(パンタパス ハンゴウ)』が2024年新作として発売されました。

『山岳飯盒弐型』のフタと同じように見えますが、使いやすさを追求してアップグレードされているようです。

『山岳飯盒弐型』との違いに触れながら『PANTAPAS / Hango』の魅力を探っていきましょう!

PANTAPAS / Hango(パンタパス ハンゴウ)

  • 価格(税込):7,920円
  • サイズ:105×180×深さ45mm
  • 質量:120g
  • 素材:アルミニウム(フッ素樹脂加工)
  • 生産国:日本

違いはなに?『山岳飯盒弐型』のフタから進化した『PANTAPAS / Hango』

『PANTAPAS / Hango』と『山岳飯盒弐型』のフタを比較して、異なるポイントは以下の2点!

違い①焼き面の素材

筆者撮影|左『PANTAPAS / Hango』、右『山岳飯盒弐型』

『山岳飯盒弐型』のフタはアルミ素材。『山岳飯盒弐型』に限らず、メスティンなどアルミ素材の調理器具を使っていると、焦げつきやすさに悩む人も多かったでしょう。

筆者撮影

そこで『PANTAPAS / Hango』は、焼き面の表面に焦げつきにくいフッ素樹脂加工のコーティングを施しています。

筆者撮影

これにより目玉焼きがこびりつかず、ツルンと焼けて、フライ返しを使わずとも箸でスッと持ち上げることができました!

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後半では、『山岳飯盒弐型』のフタと『PANTAPAS / Hango』で焦げつきチェックを行います。コーティングの効果をお楽しみに!

違い②持ち手の形状

筆者撮影|左『PANTAPAS / Hango』、右『山岳飯盒弐型』

もうひとつの違いは持ち手の形状です。『PANTAPAS / Hango』の持ち手はロック式のためガッチリと固定されます

一方、『山岳飯盒弐型』のフタの持ち手にはロック機構がついていません。持ち上げる際にグラつくことはないものの、ロック式の『PANTAPAS / Hango』の方が安定感があります。

筆者撮影|左『PANTAPAS / Hango』、右『山岳飯盒弐型』

また、収納時にも違いが!『山岳飯盒弐型』は収納時に持ち手が立ち上がってしまいますが、『PANTAPAS / Hango』はフライパンの底面に持ち手がぴったりとフィットします。

『PANTAPAS / Hango』の持ち手が邪魔にならないコンパクトな仕様は、持ち運ぶ際に重宝しそうです!

単品使いでスタッキングを楽しめる

『PANTAPAS / Hango』は『山岳飯盒弐型』のフタと交換して使うほか、単品使いでスタッキングを楽しめるのも魅力!

エバニュー公式HPには「Ti Mug pot 500」と「Ti FH Mug 400」を並べて入れるとぴったりフィットすると記載がありました。

筆者撮影

今回は、ハピキャンマグカップとエバニューの「Ti Mug pot 500」を並べて入れてみました。

筆者撮影

「Ti Mug pot 500」の中には、「Ti アルコールストーブ」と近日発売予定の新製品「Tornado flamer」をイン!

細々したギアをぴったりはめ込んでいくのがパズルのようで楽しいです。

筆者撮影

持ち手が邪魔にならないので、手持ちの巾着にすっぽり収納できました。

『山岳飯盒弐型』所有者でなくても、小径のポットやカップを組み合わせてスタッキングを楽しめそうです!

コーティングの効果を『山岳飯盒弐型』のフタと比較検証!

それでは、ここからは『PANTAPAS / Hango』のコーティングの効果を検証です!『山岳飯盒弐型』のフタと同時に調理し、焦げつき具合を比較します。

火は固形燃料を使用し、フライパンに油をひいて同条件で3つの食材を焼きます。

目玉焼き

筆者撮影|『PANTAPAS / Hango』(右)は、傾けるだけで卵がスライドします!

まずは目玉焼きです。『山岳飯盒弐型』は卵を割り入れるとジュワ~パチパチとおいしそうな音がしました。

『PANTAPAS / Hango』はコーティングにより熱伝導率が低下するのか、やさしく火が入っていく印象です。

『山岳飯盒弐型』 
『PANTAPAS / Hango』

『山岳飯盒弐型』はやはり焦げついてしまいましたが、フライ返しを使ってなんとか取り出すことに成功!

一方、『PANTAPAS / Hango』は傾けると目玉焼きがスルスル~と動きます。

筆者撮影

『山岳飯盒弐型』にはおこげがこびりついてしまいました。でも、この程度なら許容範囲でしょうか。

餃子

筆者撮影

続いて、難易度の高い餃子で検証です!

『山岳飯盒弐型』
『PANTAPAS / Hango』

『PANTAPAS / Hango』は、目玉焼き同様ツルツル~と動きますが、『山岳飯盒弐型』はせっかくできたパリパリの焼き目がこびりついてしまいました……!

筆者撮影

これは『PANTAPAS / Hango』の圧勝ですね!焼き目も美しく、フライパンの焦げつきは一切ありません。

豚肉

筆者撮影

最後に豚肉を焼いてみたところ、『山岳飯盒弐型』は豚から出る油がこびりついてしまいました。

そして、『PANTAPAS / Hango』を見てみると焦げつきは一切ナシ!

筆者撮影

使用後にフライパンの汚れをウェットティッシュでふき取ると、ご覧の結果に。

『PANTAPAS / Hango』は一瞬でピカピカの状態になりましたが、『山岳飯盒弐型』の焦げつきは取りきることができませんでした。お湯と洗剤を使わなければ、元の状態にするのは難しそうです。

『PANTAPAS / Hango』はこんな人におすすめ!

筆者撮影

焦げつきにくいコーティングが施された『PANTAPAS / Hango』を使ってみて、焦げつかないことはもちろん、お手入れの手軽さに感動しました!

ウェットティッシュで汚れを拭き取るだけで次の調理ができるので、食器洗いができない登山シーンや野営を楽しんでいる方には特におすすめです。

『PANTAPAS / Hango』がマッチするだろうと思う人の条件をあげてみましたので、参考にしてください。

  • 携行しやすく、焦げつきにくいソロ用フライパンが欲しい人
  • 『山岳飯盒弐型』を使っていて焦げつきが気になる人
  • 『Ti Mug pot 500』『Ti FH Mug 400』などを使ってスタッキングを楽しみたい人
  • 食器洗いができない登山や野営用のフライパンが欲しい人
  • 沢山のメニューを作りたい人

ツルンと焦げつきナシの『PANTAPAS / Hango』で山ごはんが快適に!

筆者撮影

『山岳飯盒弐型』をすでにお持ちの方は、同じサイズのフライパン『PANTAPAS / Hango』を買う価値があるのか?と悩ましいところだと思いますが、毎回の焦げつきを落とす作業がなくなると考えるとかなり魅力的な製品だと感じました。

単品使いでスタッキングを楽しむのもおすすめ!『PANTAPAS / Hango』を取り入れて、キャンプでの調理を快適に楽しんでくださいね♪

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