ドラゴンゲートが4月10日、東京・後楽園ホール大会を開催。タッグリーグ戦「Rey de Parejas 2024」はドラゴン・キッド&土井成樹のノットハグが決勝トーナメントを勝ち抜いて優勝。5月5日、名古屋・愛知県体育館でプロレスング・ノアの清宮海斗、アレハンドロが保持するオープン・ザ・ツインゲート王座に挑むことが決まった。
同リーグ戦は全12チームが参加。A、B両ブロックに6チームずつがわかれ、3月6日後楽園から4月7日横須賀まで公式戦を行い、両ブロックの得点上位2チームずつが決勝トーナメントに進出した。
この日の準決勝で、まずB1位のYAMATO&横須賀ススムがA2位のBIGBOSS清水&ストロングマシーン・Jと激突し、YAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで清水を仕留めた。続いて、A1位のキッド&土井がB2位のルイス・マンテ&豹と対戦し、キッドが豹のサムソンドライバーを切り返して丸め込んで決勝進出を決めた。
決勝はYAMATO組vsキッド組によるベテラン同士の対決。前半はYAMATO組が優位に進めたが、キッド組が盛り返し一進一退の攻防に。
横須賀がジャンボの勝ち!連発で追い込むも、キッド組は合体技ドイブル(バカタレ・スライディングキック&バイブル)を横須賀に決めるもカウントは2。
土井がYAMATOを場外に排除すると、土井が横須賀にバカタレ・スライディングキック、キッドがウルトラ・ウラカンラナを繰り出して3カウントを奪取。
見事に優勝を果たした土井は「俺たちノット・ハグをもっと見たいか? 継続してええってことやな。じゃあやることは一つ。フリーの俺が言うのもアレやけど、ツインゲートのベルトをドラゴンゲートに獲り戻す」と宣言。
ここで、王者の清宮とアレハンドロが登場。キッドが「5月5日、愛知県体育館で挑戦させてもらいます」と表明すると、アレハンドロは「ノットハグのオジサン2人ですか?」と挑発。土井は「ほかのリーグ戦にエントリ―したヤツらはどうなんねん。オジサン2人に負けとるやんけ。優勝したのは俺たち。オマエら歴代のツインゲート・チャンピオンのなかで、一番ベルトの価値落としたんや。オマエらノアのリングでベルト巻いて入場したことあるか?俺がチャンピオンになったら、全日本でもDDTでも、あらゆる参戦団体でベルト、アピールしたろやんけ」と反論。
さらに土井は「オマエらレスラーとして一流かもわからんけど、チャンピオンとしては三流以下や」と吐き捨てると、清宮は「三流でもいいよ。オマエなんか、リーグ戦優勝しないと挑戦できない五流チャレンジャーだろうが」と言い返す。土井が「俺は五流でええわ。キッドは何流か言ってみろ」と迫ると、清宮は「面倒くせー。このベルトかけてやってやるよ」と受諾し、5月5日名古屋での王座戦が決まった。
清宮とアレハンドロが退場すると、決勝で敗れたYAMATO組が現れ、YAMATOが「決勝のリングに令和新世代が一人もいねぇんだよ。本来なら、ツインゲート獲り戻すのはアイツらの仕事でしょ?それが決勝にも上がってこない体たらく。ツインゲート獲り返してください。ちょっとユニット的なものをどうですか?このまま若いヤツらに任せてたらダメだと思うんです。アイツらにハッパかける意味でも、俺たちの力を見せつけてやりましょう。前向きに考えてください」とユニット結成を提案した。
結局、キッドが熱望したハグを土井は断固拒否で、バックステージに戻っても土井の姿勢は変わらず。
土井は「ツインゲート、5月5日愛知県体育館で獲り戻す」とキッパリ言い切った。
一方のYAMATOは「土井、キッド組。僕とススムさん。そのなかで僕が一番最年少ですけど、まだぺーぺーですよ。この4人が決勝に残った事実を令和新世代のヤツらどう思ってんだ。俺たちを楽にしてくれよ。楽できねぇよ」、横須賀は「団体の未来のために、まだ俺らがご隠居できないってことだから」と話した。
『Rey de Parejas 2024 -最終戦-』
日時:2024 年 4 月 10 日(水)18:30 試合開始
会 場:東京・後楽園ホール
観衆:1,374 人(超満員)
<試合結果>
▼第 1 試合=時間無制限1本勝負
『Rey de Parejas 2024 決勝トーナメント準決勝①』
《Bブロック1位》
YAMATO 〇
横須賀ススム
vs
《Aブロック2位》
BIGBOSS清水 ×
ストロングマシーン・J
9 分 54 秒 エビ固め ※全知全能のフランケンシュタイナー
▼第 2 試合=時間無制限1本勝負
『Rey de Parejas 2024 決勝トーナメント準決勝②』
《Aブロック1位》
ドラゴン・キッド 〇
土井成樹
vs
《Bブロック2位》
ルイス・マンテ
豹 ×
10 分 46 秒 エビ固め ※サムソンドライバーを切り返す
▼第 3 試合=15 分1本勝負
神田裕之
近藤修司
パンチ富永 ×
vs
望月成晃
ドン・フジイ
Kagetora 〇
9 分 20 秒 車懸
▼第 4 試合=20 分1本勝負
菊田円
ドラゴン・ダイヤ 〇
田中良弥
柳内大貴
vs
箕浦康太
Ben-K
B×Bハルク
布田龍 ×
8 分 9 秒 エビ固め ※DDDDT
▼第 5 試合=30 分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン 〇
大鷲透
vs
KAI
ギアニー・ヴァレッタ ×
3 分 45 秒 反則勝ち ※マスク剥ぎ
▼第 6 試合=45 分1本勝負
Kzy
U-T
JACKY“FUNKY”KAMEI
vs
シュン・スカイウォーカー
ISHIN
ジェイソン・リー
3 分 40 秒 両軍リングアウト
※再試合(場外カウント無し特別ルール)
Kzy
U-T
JACKY“FUNKY”KAMEI ×
vs
シュン・スカイウォーカー
ISHIN
ジェイソン・リー 〇
4 分 19 秒 反則勝ち ※イス攻撃
▼第 7 試合=時間無制限1本勝負
『Rey de Parejas 2024 優勝決定戦』
YAMATO
横須賀ススム ×
vs
ドラゴン・キッド 〇
土井成樹
21 分 44 秒 ウルトラ・ウラカンラナ ※キッド&土井組の優勝
⇒次ページ【動画】激闘のタッグリーグ優勝決定戦は目まぐるしい展開に会場が沸く