福山雅治を完全再現した神声シンガー!7曲連続合格で100万円 番組史上初の栄冠をかけた挑戦の結末とは…

8日に放送された『熱唱!ミリオンシンガー』では、奇跡の歌声を持つ逸材たちが集結。『7ジャンルシンガー(7ジャンルの名曲カラオケすべて高得点で100万円)』では、以前番組で福山雅治の完全再現に成功し、『神声シンガー』として認定された小林穂高が登場。番組史上初の、神声シンガー・7ジャンルシンガー両方の達成を目指し、マイクを握った。

挑戦1曲目のジャンルは“アニソン”ということで、YOASOBIの『アイドル』を披露。音程が激しく上下する、難易度の高い曲ながら、97.680点と高得点をたたき出した。合格点の95点を余裕で超え、さらに福山らしさを一切そこなわず歌い切った小林に出演者たちは拍手喝采。番組MCのチョコレートプラネット・松尾駿は「福山さんのカバーアルバムを聴けるってことですもんね」と、次のパフォーマンスが待ちきれない様子を見せる。

続く2曲目には“演歌”が選ばれ、石川さゆりの名曲『天城越え』を福山ボイスで見事歌いあげる。文句なしの歌声で合格点を超え、10万円を獲得した。その後も3曲目(“洋楽” JACKSON5『I Want You Back』)、4曲目(“童謡” 子門真人『およげ!たいやきくん』)も軽々とクリアし、7ジャンル制覇への期待が高まる。

そして迎えた5曲目。ここからは合格点が1曲ごとに1点ずつ高くなり、5曲目では96点以上を出すことが求められた。選ばれたのは“ロック”で、曲は伝説的ロックバンドX JAPANの『紅』。静かに響くイントロから、がらりと雰囲気の変わるおなじみの疾走感あるメロディーまで完璧に歌い切り、合格点が上がったことなど関係ないかのように、出した得点は98.416点。今回進行を務めた日本テレビアナウンサーの徳島えりかも「ちゃんと福山さんを憑依(ひょうい)させて、これが歌えるって、ほんっとに歌がお上手ですよね」とただただ感激。

さらに成功すれば賞金50万円、完全制覇にも王手がかかる6曲目では、ジャンル“J-POP”でレミオロメンの『粉雪』を圧巻の歌声で歌唱。いとうあさこは「この曲って福山さんの曲でしたっけ?」と思わずコメントしてしまう。得点が発表されると、ここにきて今回の挑戦最高点となる99.063点をたたき出し、驚がくする一同。松尾も「すげえ…」と開いた口がふさがらない。

ここまでまるで本物の福山が歌っているかのようなパフォーマンスで、余裕の快進撃を続けた小林。しかし最後の課題となる7曲目は、合格点が98点と高得点が必要となった。ジャンルは“バラード”で、曲はMISIAの『逢いたくていま』。満を持して歌い始める。奮闘し、見事な歌唱を披露したものの、発表された得点は惜しくも94.915点。挑戦失敗となり、ここまで獲得した賞金も、0円となってしまった。

これまで冷静に、余裕が感じられる福山スマイルを浮かべていた挑戦者・小林も、あと一歩届かない結果に「あーー!」と悔しがり、ほか出演者たちからも「まじかーー!」「この曲だけ…」と叫び声があがった。残念な結果となったものの、しかし最後には悔し気ながら力強く前を見据えた小林。こうして小林の史上初への挑戦は幕を下ろした。

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写真提供:(C)日テレ

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