「被告」として別人の顔写真放送 青森テレビ、七戸町の死体遺棄事件で

 青森テレビ(ATV)は10日、七戸町で発生した死体遺棄事件について報じた同日夕のニュース番組で、加害目的略取と監禁の罪で起訴された被告の女(38)として、別人の顔写真を放送した。番組の終盤にアナウンサーが訂正し、謝罪した。

 同社によると、放送中に視聴者から指摘があり、誤りに気付いた。担当者間での連絡の行き違いが原因という。

 同社の石村睦総務部長は取材に対し「あってはならないことで、大変なご迷惑をおかけした。大いに反省している。担当者間の情報伝達の体制を強化し、再発防止に努めていく」と話した。

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